Google Pixel3 のバッテリー膨張による交換修理を、

北区からご来店いただきました。

夏場になるとバッテリー膨張が起きやすく、

背面カバー浮いてきたり、

画面が浮いてきたりといった異常がみられるようになります。

このような異常がみられる時、

バッテリー膨張を疑った方が良いです。

このバッテリー膨張はなぜ起こるのかというと、

スマホのバッテリーは基本、リチウムイオン電池が使用されています。

リチウムイオン電池では、

正極材と負極材、電解質にゲル状ポリマーなどが使用されています。

経年劣化により、電池内で化学反応が起こりガスを発生させることで、バッテリーの膨張が起こります。

この経年劣化を決定する要因が3つあり、

1つ目が充電と放電の繰り返した長さ、

2つ目が100％など満充電でさらに充電したまま放置、

3つ目が使用時の環境温度です。

1つ目は防ぎようがないですが、

2つ目は充電したら充電器から外すや、

モバイルバッテリーを使用しながら使わないなどで対処可能です。

3つ目は、端末が熱いときに使い続けないなどで対処が可能です。

端末が熱くなったから、冷やそうと思い、

保冷剤などで急激に冷やすのはやめましょう。

基板内部で、結露が起こり、

思わぬ故障につながりますのでやめておきましょう。